キャブレター

初めてキャブレターを分解して清掃する方のために。



スロー系 
画像は空気穴 こちらの穴は交換できないので空気の量は固定


空気(赤)、ガソリン(青)、混合気(紫)の流れ


燃料系から見ると。
同じく 空気(赤)、ガソリン(青)、混合気(紫)の流れ
スロージェットが大きくなると吸い込まれるガソリンの量も増える

ご存知のようにこのキャブレターのスロージェットは固定のため
ガソリンを増やす場合は番手の大きいものを使用する。
ジェットを開閉しても調整はできないので締めておく。
スローランニングスクリュー(パイロットスクリュー)

空気とガソリンの混合気がスロットルスライドよりも
インテーク側(エンジン側)で吐出される。
(スロットルを開けていなくても燃料が流れる)

スローランニングスクリュー(パイロットスクリュー)は
閉めると混合気が少なく、開けると混合気が多く吐出される。

エアースクリューやパイロットエアスクリューとなる場合は
下の画像のような位置になり、空気の量の調整のみのため
スクリューを閉めると混合気は濃く、開けると薄くなる。
一般に戻し回転数が指定されていることが多い。

スローランニングスクリューの調整

エンジンが暖まった状態が好ましい。
アイドリング調整スクリューで回転数を少し上げる(エンスト防止)
スローランニングスクリューを全閉から少しづつ開けて行く
回転数が最も上がったところを見つける。
見つけたら空吹かしを軽くする。
とくに問題が無ければそのまま。
アイドリング調整スクリューで規定の回転数または好みの回転数にする。
(各季節ごとにこの調整すると望ましい。)

余談
古めかしい機械感を演出する場合は
可能な限りアイドリングを下げます。
タン・タン・タン・タンと重いフライホイールのおかげで
サイドバルブエンジンのような回転を楽しめます。


スロットルワイヤーの調整

インナーワイヤーの遊びを調整することで
スロットルの感じ方が変わります。
好みの位置を見つけてみてください。


アジャスター固定ナットを緩める。
アジャスター側を緩める方向に回転すると遊びが減る。(ワイヤーが張られる)
アジャスター側を締める方向に回転すると遊びが増える。
好みの位置に調整して最後にアジャスター固定ナットを締める。

おまけ
フロートピンを抜く場合は竹串が便利です。w
平の面でピンの頭を、尖った先で更に押します。